GWに行ってきました!

世界的ゲームソフトメーカー・カプコンの展覧会が、大阪中之島美術館にて開催中です。
自分は子どもの頃から親しんできたカプコンのゲームが思い出されます。
ひたすら連打していた『ストリートファイター』、何度もトライしてようやくクリアした『ロックマン』。
難しくて自分ではできなかった『バイオハザード』は、友だちのプレイを見てばかりいました。
学生時代にどハマりした『大神』や『逆転裁判』…懐かしい記憶が蘇ります。
そんなカプコンが2023年に40周年を迎え、その歴史がぎゅっと詰まったのが、今回の展覧会です。
展覧会の始まりは「カプコンクロニクル」

展示は、カプコンが歩んできた歴史を振り返るところからスタート。
会場にはゲームのBGMが流れ、一般的な美術展とは違って、来場者もわいわいと会話をしながら
みんな楽しそうに展示を巡っていました。

「懐かしい!」や「これやってた!」と童心に返って盛り上がる大人たちの声が聞こえ、
「初めて見た」「ここからからしか知らない」など感心するような若者や不思議そうな子供たち…
来場者の反応や世代の幅広さに、カプコンの歴史の深さを感じました。
展示が進むと、ドット絵時代の創意工夫や最新技術を活かした制作過程などの今昔比較、
カプコン流の効果音制作など、見どころ満載!

フェイシャルトラッキングミラー、プロジェクションマッピングとAR(拡張現実)の展示、
バイオハザード・新ウォークスルー体験、モーションキャプチャーの疑似体験!
…と、体験型展示も盛りだくさん、子供も大人もつい夢中になる楽しい展示が続きました。

これはぜひ行って体験してほしいです。
チケット販売時点で細かい時間指定など入場人数の調整がされていたようで、会場内はゆったり。
体験の待ち時間も少なく、のびのび楽しめました。
仮にもゲーム会社に籍を置く私のいち推しは、伝説の企画書コーナーやキャラクター造形の資料展示。

もう、感嘆の息しか出ません……。
クリエイターを志す方には、刺さりまくる内容です。ぜひ見てほしいです。
もうひとつ推しとしては、大阪会場限定の特別映像
「吉田沙保里 vs.リュウ ―私より強い奴に会いに行く―」

過去に『スト6』のプロモーションで対決した吉田沙保里さんが、再びリュウと夢の対戦!
現実世界と架空世界を超えて夢の対戦映像で、後半にはメイキングの様子もありまして
フォトスポットにもなっており、非常に楽しい企画でした。
そんなこんなで、気づけばかなりの時間を過ごしておりました。
楽しすぎて時間を忘れてしまう、、、まさにゲームと同じ。
とても良い展覧会でした。
往年のファンも、にわかファンも、ファミリー層も、
カプコンのゲームに触れたことがあってもなくても、きっと楽しめると思います。
会期は6月22日まで。
本当におすすめの展覧会です!